ココグルメは基本的に下痢の原因にはなりにくいですが、切り替え時の急な変化で一時的に下痢になることがあります
マルプーのセッピョルに実際に与えた結果、正しい切り替え方法で下痢にならず、むしろ便の状態が改善しました
下痢を防ぐには10日間程度かけて徐々に量を増やす切り替え方と、適切な解凍方法を守ることが重要です
乳酸菌配合で腸内環境を整える効果があるため、適切に与えれば愛犬の消化器系の健康維持に役立ちます
ココグルメと下痢の関係を徹底解説

ココグルメを与えて下痢になることはあるの?
結論から言うと、ココグルメそのものは下痢の原因になりにくいドッグフードです。むしろ、多くの口コミでは「便の状態が良くなった」という声が多く見られます。
ただし、どんな高品質なドッグフードでも、今まで食べていたフードから急に切り替えると、愛犬の胃腸に負担がかかり、一時的に下痢になることがあります。これはココグルメに限った話ではなく、フード切り替え時の一般的な現象です。
また、ごくまれに原材料に対するアレルギーや不耐性がある場合もありますが、ココグルメはヒューマングレードの食材を使用し、添加物も不使用なので、アレルギーの心配は比較的少ないと言えます。
下痢の主な原因とメカニズム
犬の下痢には主に以下のような原因が考えられます
- 食事の急な変更:腸内細菌のバランスが崩れることで下痢が発生します
- 食物アレルギーや不耐性:特定の食材に対する過敏反応が原因となります
- 消化不良:消化しにくい食材や過剰な脂肪分が下痢を引き起こすことがあります
- ストレス:環境の変化や精神的ストレスも腸の動きに影響します
- 細菌やウイルス:食中毒や感染症による下痢もあります
フード変更時の下痢は、腸内の細菌叢(フローラ)が新しい食事に適応できずに起こる「消化不良」が主な原因です。急な変更は腸内バランスを崩し、未消化の食物が大腸に達して水分を多く含んだ便(下痢)となります。
フードの切り替え時に起こりやすい胃腸トラブル
ドッグフードを切り替える際には、以下のような胃腸トラブルが起こりやすいです
これらのトラブルは一時的なものであることが多いですが、1週間以上続く場合や症状が重い場合は、獣医師への相談が必要です。
ココグルメの特徴と腸内環境への影響

ココグルメの原材料と消化のしやすさ
ココグルメは人間が食べるのと同じ品質の食材を使用したフレッシュフードで、消化吸収に優れているのが特徴です。
例えばチキン&フレッシュベジタブルの場合、鶏肉(むね、レバー、ささみ、ハツ、かわ)、さつまいも、かぼちゃ、にんじん、小松菜、ごま、殺菌乳酸菌、粉末昆布などが使われています。
これらの食材は水分を多く含み、低温調理されているため、ドライフードに比べて犬の消化器官に負担をかけません。特に消化器が敏感な犬や、お腹を壊しやすい犬にとっては、消化しやすい食事と言えます。
無添加・グレインフリーが腸に優しい理由

ココグルメには、保存料、着色料、香料などの添加物が一切使用されていません。これらの添加物は犬の消化器系に負担をかけることがあり、特に敏感な犬では炎症反応を引き起こすことがあります。
また、グレインフリー(穀物不使用)なので、小麦グルテンやトウモロコシなど、アレルギーの原因となりやすい穀物が含まれていません。犬によっては穀物の消化が苦手なケースもあるため、グレインフリーのフードは腸への負担が少ないといえます。
これらの特徴から、ココグルメは敏感な腸を持つ犬にも安心して与えられる食事と言えるでしょう。
乳酸菌配合で腸内環境を整える効果
ココグルメには殺菌乳酸菌が配合されており、これが腸内環境を整えるのに役立ちます。乳酸菌は善玉菌を増やし、腸内細菌のバランスを改善する効果があります。
腸内環境が整うと以下のようなメリットがあります:
実際に、ココグルメを継続して与えることで、愛犬の便の状態が改善したという口コミも多く見られます。
愛犬マルプー・セッピョルの体験談

以前の食事と便の状態
私の愛犬セッピョルは、6月20日に3歳になるマルプー(マルチーズ×トイプードル)の女の子で、体重は5kgです。以前は一般的なドライフードを与えていましたが、時々軟便や下痢を起こすことがありました。
特に季節の変わり目やストレスがかかる状況では、お腹を壊しやすい傾向があり、便の状態も日によってバラつきがありました。柔らかすぎる便や、時には水様便になることもあり、心配していました。
また、食いつきも今ひとつで、徐々に食事に対する興味が薄れていくことも悩みでした。
ココグルメに切り替えてからの変化
ココグルメに切り替える際は、下痢を防ぐために10日間かけて徐々に量を増やしていきました。最初の3日間は従来のフードに10%ほどココグルメを混ぜ、少しずつ割合を増やしていく方法を取りました。
こうした慎重な切り替えのおかげで、セッピョルは下痢をすることなく新しいフードに適応できました。切り替え期間中も便の状態を注意深く観察しましたが、むしろ徐々に便が安定していく様子が見られました。
5ヶ月間続けて感じた効果
ココグルメを5ヶ月間継続して与えた結果、以下のような変化がありました:
- 便の状態の安定:以前のような軟便や下痢がほとんど見られなくなり、コロコロとした健康的な便になりました
- 排便回数の適正化:1日2回程度の規則正しい排便になりました
- 毛並みの改善:マルプーは被毛のケアが大切ですが、ツヤツヤになり抜け毛も減少しました
- 食いつきの向上:食事の時間が待ち遠しいようで、キッチンの前でおすわりして待つようになりました
- 全体的な活力アップ:散歩中の動きが活発になり、さらに元気いっぱいに遊ぶようになりました
特に便の状態の改善は顕著で、愛犬の健康状態を反映する重要な指標だと実感しています。
ココグルメで下痢を防ぐための与え方

正しい切り替え方と量の調整
ココグルメに限らず、どんなフードでも切り替える際は、下痢を防ぐために以下のような方法をおすすめします:
- 1週間〜10日間かけての段階的な切り替え
- 1〜3日目:現在のフード90%+ココグルメ10%
- 4〜6日目:現在のフード70%+ココグルメ30%
- 7〜8日目:現在のフード50%+ココグルメ50%
- 9〜10日目:現在のフード30%+ココグルメ70%
- 11日目以降:ココグルメ100%
- 量の調整
- 公式サイトの給餌量ガイドラインを参考にしつつ、愛犬の体型や活動量に合わせて調整します
- 最初は推奨量よりやや少なめから始め、様子を見ながら増やしていくと安全です
- 食べ方の工夫
- 一度に多く食べさせず、少量ずつ複数回に分けて与えると消化に負担がかかりません
- 早食いの犬には、スローフィーダーやパズルトイを活用すると良いでしょう
- 水分摂取の確保:
- フード切り替え時は十分な水分摂取を促し、腸の動きをサポートします
私のマルプー「セッピョル」(体重5kg)の場合の給餌方法は以下の通りです
この方法で、コスト面も考慮しながら十分な効果を得られています。
解凍方法と保存の注意点
ココグルメは冷凍フードなので、適切な解凍方法と保存が重要です。不適切な解凍は細菌の繁殖を招き、下痢の原因となることがあります。
推奨される解凍方法
- 前日に冷蔵庫で自然解凍:もっとも安全で推奨される方法です
- お湯で急速解凍:沸騰したお湯を火から下ろし、袋ごと1〜2分浸します(完全に解凍するわけではなく、表面を少し溶かす程度)
- 電子レンジ解凍:袋に切り込みを入れて500Wで30〜60秒加熱します(温度ムラができるので注意が必要)
保存に関する注意点
これらの点に注意することで、食中毒による下痢のリスクを最小限に抑えられます。
下痢しやすい愛犬におすすめの味と組み合わせ
ココグルメには現在4種類の味がありますが、下痢しやすい愛犬には以下のような選び方をおすすめします
- フィッシュ&パンプキン:魚は消化しやすく、かぼちゃには整腸作用があるため、お腹が弱い犬におすすめです
- チキン&フレッシュベジタブル:鶏肉は低脂肪で消化がよく、野菜の食物繊維が腸内環境を整えます
- ジビエ&ビーツ:鹿肉は高タンパク低脂質で、アレルギーの少ない食材です
- ポーク&ブロッコリー:豚肉は栄養価が高いですが、他の味に比べるとやや脂質が多いため、特に敏感な犬は他の味から始めるとよいでしょう
また、下痢しやすい犬には、以下のような組み合わせも効果的です
うちのセッピョルの場合は、チキンとフィッシュを交互に与えることで、栄養バランスと食いつきの両方を維持できています。
下痢をしない健康な腸を作るためのポイント

消化を助けるドッグフードの選び方
健康な腸を作るためのドッグフード選びでは、以下のポイントを意識するとよいでしょう
- 高品質なタンパク質を使用:良質なタンパク質源(肉や魚)が主原料のフードを選びます
- 低アレルゲン性:一般的なアレルゲン(小麦、トウモロコシ、大豆など)を避けたフードが安心です
- 添加物の少なさ:人工保存料、着色料、香料などの添加物が少ないほど腸への負担が少なくなります
- 消化しやすい炭水化物:サツマイモやかぼちゃなど消化しやすい炭水化物源を含むフードがおすすめです
- プレバイオティクス・プロバイオティクス:腸内細菌のバランスを整える成分を含むフードは腸の健康に役立ちます
ココグルメはこれらの条件をほぼすべて満たしており、特に敏感な消化器を持つ犬にも適しています。
ストレスと腸内環境の関係
犬の腸内環境はストレスの影響を受けやすいことをご存知でしょうか?人間と同様に、犬も精神的なストレスを感じると、腸の動きや消化機能に影響が出ることがあります。
ストレスによる腸への影響:
下痢を防ぐためには、食事の改善だけでなく、愛犬のストレス軽減も重要です。規則正しい生活リズム、適度な運動、安心できる環境作りを心がけましょう。
食事の変更時は、他の環境変化(引っ越しやペットホテルの利用など)と重ならないようにすると、ストレスによる下痢のリスクを減らせます。
定期的な健康チェックの重要性
愛犬の腸の健康を維持するには、定期的な健康チェックが欠かせません。以下のポイントを日常的に観察することで、問題の早期発見につながります:
- 便の状態チェック
- 色:正常な便は茶色。黒い便や血が混じった便は要注意です
- 形状:適度な硬さで形が整っているのが理想的です
- 回数:犬種や個体によりますが、1日1〜3回程度が一般的です
- におい:極端な悪臭がする場合は消化不良のサインかもしれません
- 体重管理
- 急な体重減少は消化吸収の問題を示唆することがあります
- 定期的に体重を記録し、変化を把握しましょう
- 食欲・水分摂取量
- 食欲不振や過剰な水分摂取は健康問題のサインかもしれません
- 行動観察
- お腹を気にする素振り(舐める、咬むなど)
- 排便時の痛みや不快感の兆候
定期的な獣医師の健康診断も重要です。半年に1回程度の健康診断で、潜在的な問題を早期に発見できます。特に高齢犬や消化器系に問題を抱えている犬は、より頻繁なチェックが必要かもしれません。
ココグルメに関するよくある質問

ココグルメでアレルギー反応は出る?
ココグルメはグレインフリー(穀物不使用)で、一般的なアレルゲンとなる小麦グルテンや大豆などは含まれていません。多くの犬にとってアレルギーの心配は少ないドッグフードと言えます。
ただし、どんなフードでも、使用されている食材(肉や魚など)に対するアレルギーを持つ犬の場合は、反応が出る可能性があります。例えば、鶏肉アレルギーがある犬には、チキン&フレッシュベジタブルは不向きです。
アレルギーの症状としては、下痢や嘔吐などの消化器症状だけでなく、かゆみ、発疹、耳の炎症などの皮膚症状も現れることがあります。
愛犬が特定の食材にアレルギーを持っている場合は、ココグルメの他の味を試してみるか、公式サイトで詳細な原材料を確認してから与えることをおすすめします。2023年3月からは、鶏肉アレルギーのわんちゃんやシニア犬、お腹の弱いわんちゃんに向けた「ジビエ&ビーツ」も発売されました。
子犬や高齢犬の腸への負担は?
基本的にココグルメは全年齢の犬に適していますが、子犬や高齢犬は特に消化器系が敏感な場合があります。
子犬の場合
高齢犬の場合
2024年6月からは健康上の問題を抱える愛犬向けの療法食と併用できる「ココグルメ・ケア」シリーズも発売され、腎臓の健康維持に配慮した製品もラインナップに加わりました。特定の疾患を持つ犬には、これらの特別配合フードも選択肢となります。
ドライフードとの併用は可能?
はい、ココグルメはドライフードと併用して与えることも可能です。むしろ、コスト面や栄養バランス、食感の多様性という点でメリットがあります。
併用のメリット
併用の方法
- まずは少量のココグルメをドライフードに混ぜるところから始めます
- 徐々にココグルメの割合を増やしていきます
- 理想的な比率(例:50:50)に達したら維持します
私のマルプー「セッピョル」(体重5kg)の場合は、総量の約70%がココグルメ、30%がドライフードという割合で、健康的な便状態を維持できています。もちろん、この比率は愛犬の体調や好みによって調整するのが良いでしょう。
まとめ:ココグルメで愛犬の腸内環境を整えよう
ココグルメは下痢の原因になるどころか、むしろ多くの犬で腸内環境を整え、便の状態を改善する効果が期待できるドッグフードです。ただし、どんな良質なフードでも、切り替え時には愛犬の胃腸に負担をかけないよう、以下のポイントを守ることが大切です
これらのポイントを押さえれば、ココグルメは愛犬の腸内環境を整え、健康的な便を作るのに役立つでしょう。特に以下のような愛犬におすすめです
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この記事があなたと愛犬の健康的な食生活を考えるきっかけになれば幸いです。何か質問があればコメント欄でお待ちしています!
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